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基本情報技術者試験に落ちた人必見!再挑戦で合格するための勉強法とポイント

基本情報技術者試験」は「IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)」が運営するIT系の有名な資格であり、経済産業省が認定する国家資格です。

IT系の国家資格の中でも合格率は比較的高い試験ではあるものの、難易度やや高いと言われています。合格率20~30%程度で、ITパスポート試験の50%台と比較すると難易度が高いと言えます。
(※「ユーキャン」のHPによると、2020年のCBT方式化により合格率が40%程度になることもあるようで、確かな合格率は明言はできません。しかし、決して簡単な資格ではないことは間違いありません。)

そのため、基本情報技術者試験落ちた後、どう立て直すか悩む人は多いです。実は私も基本情報技術者試験に落ちた経験があり、2回不合格になりましたが、3回目の挑戦で合格することができました。

そこで本記事では、基本情報技術者試験に落ちたという方に向けて、以下の内容を中心に合格のためのポイントを徹底解説します。

  • 私の基本情報技術者試験の結果について(基本情報技術者試験に落ちた原因)
  • 基本情報技術者試験に落ちた方向け、合格のポイント
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私も基本情報技術者試験に2回落ちて、とても悔しい思いをしました...

でも大丈夫です。この記事を読めば次回合格のための道筋が見えるはず!

基本情報技術者試験の結果分析と失敗の原因

大丈夫!私も基本情報技術者試験に2回落ちました!

(※2025/01/11現在、最後の試験申し込みから1年以上が経過し、IPAのアカウントが無効になっており、試験結果が確認できないので、記憶にあるスコアを記載したいと思います。)

私は2回の不合格を経験しました。それぞれの試験結果を振り返り、どこが悪かったのかを分析しました。

なお、合格のためには【科目A】と【科目B】の双方で正答率が60%以上である必要があります。

1回目の失敗:アルゴリズム問題が課題

  • 【科目A】・・・正答率85%ぐらい(OK)
  • 【科目B】・・・正答率55%ぐらい(NG)

【科目A】に関しては悪くなかったですが、【科目B】がとても難しく感じ、頭が真っ白になりました。後半のアルゴリズム問題に関してはほとんどお手上げ状態で落ちてしまいました…

2回目の失敗:まさかの遅刻

なんと、遅刻により受験が許されず不合格となってしまいました(笑)

5分前までに試験会場に来る必要があったのですが、3分前の到着でもアウトでした...

試験代をドブに捨てただけの苦い思い出です。

3回目:合格

  • 【科目A】・・・正答率78%ぐらい(OK)
  • 【科目B】・・・正答率68%ぐらい(OK)

今度は逆に【科目B】が前回よりも簡単に感じて、【科目A】が少し難しくなっているように感じました。決していいスコアではありませんが、一応合格です。

基本情報技術者試験に落ちた要因

(遅刻のケースを除いて)私の苦手分野は完全に【科目B】の「アルゴリズム問題」でした。

不合格のあとは、【科目A】の勉強量を少し落とす代わりに【科目B】の「アルゴリズム問題」の学習の割合を増やす方針に変えました。

具体性な方法としては、以下の各教材の【科目B】の部分を2周ずつ取り組みました。

 

基本情報技術者試験で合格するための具体的な勉強法

落ちた原因を明確にする

どの科目のどの分野のスコアが良くなかったのかを把握することが最重要です。

該当の科目の分野に関しては、当初の学習期間よりもその割合を増やすといいでしょう。

上記の通り、私の場合は【科目B】の「アルゴリズム問題」でした。

【科目A】と【科目B】それぞれ以下のポイントで対策する

私が実際に基本情報技術者試験を受験してみて感じた各科目の対策ポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

【科目A】:過去問道場を中心に問題をこなす

「過去問道場」で問題を解きまくることが最も効果があると感じました。以下の記事もぜひ参考にしてください。

過去問道場だけで基本情報技術者試験に合格できる?効果的な勉強法を解説!過去問道場だけで基本情報技術者試験に合格できる?本記事では、過去問道場を活用した効果的な勉強法や成功体験を詳しく解説。無料ツールを活用して最短合格を目指す方法をチェック!...

【科目B】:「アルゴリズム問題」は書籍で疑似言語をしっかり理解し、「セキュリティ問題」は確実に正答できるように読解力をつける

まず「アルゴリズム問題」に関しては、基本情報技術者試験独自の疑似言語が用いられており、その形式に慣れる必要があります。この理解においては、少し独特な部分があるため、できれば書籍でしっかりと理解を深めたほうがいいかなと思います。私は先に紹介した2冊の書籍で理解をするようにしました。

よくある質問(FAQ)

Q: 【科目B】のアルゴリズム問題が難し過ぎて受かる気がしません…

その気持ちとても分かります。あの超長いアルゴリズムを見たとき一瞬思考停止する感じ…

ただここは、【科目A】と同様で量をこなすことが最適解です。

私は先にも紹介した書籍の【科目B】の部分の量をたくさんこなすことで突破することができました。

また、学習期間に余裕があれば動画学習で対策するというのも有効な手段です。Udemyには、たくさんの動画教材があるのでセールの時に覗いてみるのもいいかもしれません。

まとめ

基本情報技術者試験落ちたとしても大丈夫です!【科目B】がお手上げだった私でもどうにかなったのですから!

結果からどこが良くなかったのか把握し、その上で対策を講じることで合格できます。

また、そのプロセスを楽しむことこそが仕事においても大切な自走スキルではないかと個人的に思ったりします。

感情的にならずに淡々と対策していけば道は開けます!

次回の試験に向けて、一緒に頑張りましょう!気になる点や質問があればぜひ質問ください!