学習方法

プログラミング学習のモチベーションを維持する秘訣!継続のコツを解説

プログラミングを学び始めたものの、「やる気が続かない」「途中で挫折しそう」と感じたことはありませんか?
モチベーションを維持できずに勉強をやめてしまうのは、多くの学習者が直面する課題です。

特に、プログラミングは習得に時間がかかるため、途中で成果が見えずに諦めてしまうことも少なくありません。ですが、適切な目標設定や習慣化の工夫をすることで、モチベーションを維持しながら学習を継続することは可能です。

本記事では、プログラミング学習のモチベーションが下がる原因を分析し、やる気を維持するための具体的な方法を紹介します。「学習を続ける自信がない…」と悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んで実践してみてください!

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誰しも学習のモチベーションが下がってしまうことはあるよね!
少しでもヒントになれば嬉しいな!

プログラミング学習のモチベーションが下がる原因とは?

目的が明確でないと、やる気が続かない

まず、「何のためにプログラミングを学習しているのか」という目的をはっきりさせることから始めましょう。

「転職・副業・職場でのスキルアップ・個人アプリ開発…」など色々あるはずです。

なんとなくではなく、ちゃんと言語化できるまでプログラミング学習の目的をはっきりさせること。

私のおすすめは紙に書き出して言語化することです。

そうすることで、今まで見えてなかった視点が見えてくるはずです。

学習計画が非現実的になっていないか?

プログラミング学習をがんばろうとしている人は意識が高く、向上心が高いので「仕事終わりに徹夜で5時間は勉強する!」など非現実的な学習計画になりがちです。(以前の私もそうでした。)

そのやる気は素晴らしいのですが、長く継続できなければ意味がありません。

「5時間の勉強を月に一回だけ」よりも「10分の勉強を毎日」の方が何倍も価値があるのは明白だと思います。

「ちょっと足りないかも…」と思うぐらいの低めのハードルを設定するのがいいでしょう。

学習をもっとしたくなった分は可能な範囲でいくらでも増やせばいいですからね。

完璧に暗記しようとしていないか

プログラミング学習において、暗記は不要です。

なぜなら、分からないことがあればその都度ググったり、設計書を見たり、人に聞いたりすることがエンジニアのエンジニアたる仕事だからです。

プログラミング学習初心者ほど、真面目に暗記しようとしますが、完璧を求める必要はありません。

他の学習者と比べすぎていないか?

X(旧Twitter)やInstagram、YouTubeなどを見ていると、「3か月のプログラミング学習でいきなりフリーランスエンジニアになれました!在宅ワークで自由!」みたいなキラキラ投稿を目にすることがあります。

そしてそんなスーパーマンと自分を比べて嫉妬心を覚えたり、劣等感に苛まれてつらくなる…

よく分かります。自分もそうでしたし、今でもたまにそんな気持ちになったりもします。

しかし、あなたのプログラミング学習の目的はそのスーパーマンに勝つことでしょうか?もしもそのスーパーマンよりもっと凄い人がいたら・・・もうキリがありません。

そのような嫉妬心や劣等感は終わりのない不幸の始まりだと私は思いますし、他人と比べても意味がありません

あなた自身の将来像となる他人はいてもいいと思いますが、マイナスの感情を持ってしまったらあなたの負けです。

こうやってコツコツと目標に向かって頑張っている自分だけに集中しましょう。そして、今この瞬間だけを生きるようにしましょう。(哲学)

モチベーションを維持するための具体的な方法

「プログラミング学習は長期戦」というマインドセットを持つ

これは仕事やスポーツでも言えることなのですが、長期的な視点をもってプログラミング学習をしていきましょう。

というのも、プログラミング学習は一朝一夕で身につくものではないからです。

かなりの高学歴で頭がいい人でもプログラミング学習に挫折したりするほどです。

あなたの目的達成まで1年かかるかもしれませんし、5年、10年かかるかもしれません。

「点」ではなく「線」で考えることで、少し肩の荷が下りるような気がしませんか?

とりあえず学習机に座り学習を始める

何か学習などの作業を一度始めると、最初は面倒くさくて気が進まなくてもしばらくするとあっという間に時間が過ぎていた、という経験があなたにもあるはず。

これを「作業興奮」と言います。

この我々の性質を利用して、まずは机に座りPCの電源を入れるなり、本を開くなり、SNSで勉強やります宣言するなりして何か始めることから始めてみましょう!

目標を具体的に設定しよう(短期・中期・長期)

実現可能な目標を

  • 当日(1日)
  • 短期(2週間~1か月ぐらい)
  • 中期(3か月~6か月ぐらい)
  • 長期(1年~5年)

に分けて設定すると、点と点が線になる感じがしてモチベーションが高くなるかなと思います。

ちなみに私のプログラミング学習の目標はこんな感じ

  • 当日(1日)
    • Java Silverの黒本を10問解く
    • UdemyでSpringBootの講座を1本見る
  • 短期(2週間~1か月ぐらい)
    • Java Silverを受験する
    • SpringBootの簡単なWebアプリを作る
  • 中期(3か月~6か月ぐらい)
    • SpringBootで個人アプリを1つ作る
  • 長期(1年~5年)
    • 個人アプリをリリースする

また、目標設定のポイントは「できるだけあなたがコントロールできる目標」にすること。

例えば、「個人アプリをリリースする」ことはコントロールできる目標ですが、「個人アプリで稼げるようになる」みたいな目標は自分の力ではどうすることもできない要素もあるためコントロールできません。

前者のような「行動目標」をマイルストーンとしてあなたの道筋にしていってください。

ログをつけて学習の見通しをよくしよう

目に見える形で、学んだことやTODOをログとして整理してから学習に臨みましょう。

私のおすすめは、朝に今日1日でやることを紙に書きだして終了したら、チェックつけること。

一つ一つタスクをクリアする感じがゲーム性があっていい感じです。

学習ログの例の画像

※こんな感じで1日の始まりにルーズリーフに書き出して、バインダーに保管するようにしています。(下手くそな字ですいません。)

環境を変えてやる気をリフレッシュ(カフェ・図書館・コワーキングスペースなど)

スタバ等のカフェや図書館、作業用のコワーキングスペースなど自宅以外の環境で学習をするのもオススメです。

オススメの理由としてはやはり周り人の目があり適度な緊張感があること。

また、カフェなど有料の場所で作業する場合は、その金額以上の結果を出したくなるので自然と必死になります。

スタバやコワーキングスペースに毎日行くことはお財布的に厳しいかもしれませんが、たまに学習のスパイスとしてあえて足を運んでみるのもオススメですよ。

インプットとアウトプットをバランスよく取り入れる

ずっとプログラミングの知識を入れっぱなし…ではインプットばかりになり学習が単調になりがちです。

どんな形でもいいので学んだことをアウトプットする習慣を作るといいでしょう。

オススメの具体例なアウトプット方法は以下です。

  1. ブログやSNSで投稿
  2. ChatGPTなどの生成AIに相談してみる
  3. 実際にコーディングしてみる
  4. 紙に色々と書いて整理する

特に①ブログ・SNSを利用するのがオススメです。

なぜなら、投稿をする以上人の目に触れるので、それなりに頑張って整理したアウトプットが期待されるからです。

本ブログもそのプログラミング学習のアウトプットの一環です。

ブログにおけるプログラミング学習アウトプット例です

また、次にオススメなのが②ChatGPTなどの生成AIに対してアウトプットしてみることです。

間違えたアウトプットをしても問題ないですし、何より結構やりがいがあります。

ChatGPTアウトプット活用例

こんな感じでプログラミングに関する質問に対して体系的にまとめてくれたりします。

使わない理由はないのかなと思います。

オフラインの勉強会で他の学習者と交流し、刺激を受ける

SNSなどのオンラインではなく、オフラインの勉強会・交流会で実際の人に会って刺激を受けるのもオススメです。

勉強会・交流会の後には懇親会があったりするものもあるので普通に楽しいし、向上心が高い人が多いので刺激になります。

なお「connpass」でイベントを探すのがいいでしょう。

ぜひ、お住まいの地域の勉強会・交流会を探してみてはいかがでしょうか。

モチベーションが下がった時に試すべきこと

ChatGPTなどの生成AIに学習方法やキャリアについて相談する

個人的に一番オススメなのが前にも触れた生成AIに相談してみることです。

プログラミングそのものだけではなく、学習方法やキャリアについてもまとまった答えを提案してくれます。

ChatGPTに学習方法・キャリア相談している例

モチベーションが上がる動画・音声・書籍を活用する

今は様々なインフルエンサーが発信をしているおかげで、モチベーションが上がるコンテンツに出会えるようになりました。

私のおすすめは「YouTube」と「Audible」です。

「モチベーション」や「やる気」などのキーワードで検索することで有益情報を得ることができます。

ちょっとしたスキマ時間に学習継続のヒントを得ることができますので、ぜひ活用してみましょう!

思い切って休む

「プログラミング学習は長期戦」と述べましたが、別の角度からは「プログラミング学習はちょっとサボっても問題ない」と言い換えることができます。

つまり、数日間ぐらい全く学習をしない日があっても学習効果としては結果的には変わらないということです。

「○日はプログラミング学習をいったんお休みして好きな趣味にだけ没頭する!」など期間を決めて思い切って休んでみる分は全く問題ありません。

ちなみに私の超個人的なおすすめリフレッシュ法は以下です。

  • 行ったことのないおしゃれなジムで筋トレする
  • コメダ珈琲で美味しいコーヒーとでっかいシロノワールを食べる
  • 田舎の自然が綺麗な場所に足を運ぶ

あなたがほんとにリフレッシュできることを思い切ってやってみましょう!

まとめ – 挫折せずにプログラミング学習を続けるには

自分に合ったモチベーション管理方法を見つける

いかがでしょうか?あなたにあったプログラミング学習のモチベーション管理方法はありましたか?

どれか一つでも日々の学習に取り入れてくれたら嬉しいです!

習慣化すれば、モチベーションに左右されずに学べる

本記事では様々な方法を紹介しましたが、一番ベストなのはモチベーションという動機に振り回されず、プログラミング学習を習慣そのものにしてしまうことです。

つまり、「プログラミング学習 == 歯磨き」みたいな感覚にしてしまえということです。

ただ習慣にするにはそれなりの時間がかかります。

私が紹介した方法を取り入れることでプログラミング学習を習慣化に近づけていくことができると思いますので、参考にしてくれたら幸いです。

「継続できた自分」をイメージしながら学習を楽しもう

特に社会人でなんらかの学習を続けているだけでも、あなたは日本人の中でもトップに位置しています。

そんな継続している自分がいかに尊いか、そして達成感に満ちあふれているか自覚し、楽しく学習を進めていきましょう!

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いつも学習お疲れ様!
引き続き楽しくプログラミングを学んでいこう!