Java Silver 17 黒本とは?
Java Silver 17の通称「黒本」と呼ばれる「徹底攻略Java SE 17 Silver問題集[1Z0-825]対応 [ 志賀 澄人 ]」は、当該資格である「Java Silver SE 17」の問題集です。
体系的な知識が自然と身に付くよう構成された問題と丁寧な解説で、確実に合格ラインの知識が身に付きます。
巻末には試験を体験できる模擬試験2回分が収録されており、問題を解く力もしっかりと身に付けることができます。
Java Silver 17 黒本は必須?その理由を解説
結論:あった方が合格に近づけるが必須ではない
1度の不合格の末、Java Silver SE 17になんとか合格した私のガチな意見ですが、「黒本」は「あった方がいい」という感じで、必須ではないかと思います。
以下にその理由をまとめました。
メリット2つ
メリット①:収録されている問題数が圧倒的
資格に合格するには、その試験の「形式」や「雰囲気」を掴むことが重要です。どんなにJavaの知識があっても、思っていた感じの問題が出題されなければ試験中に焦ることでしょう。
この黒本にはかなりの問題数が収録されているため、しっかりとやりきることができれば、試験に向けて安心して臨むことできます。
メリット②:解説が分かりやすい
後述する「紫本」よりも圧倒的に解説が分かりやすいです。端折って説明されている箇所がほとんどなかったという印象です。
デメリット1つ
デメリット:本番の問題よりも簡単(に感じた)
逆にデメリットなのですが、問題のレベルが本番よりも優しい(と感じた)ため、本番時が難しく感じる可能性があります。
ちなみに、私の力不足ではありますが、1回目の受験時にはこの黒本をほぼ完璧にこなして臨みましたが不合格でした。(完璧に理解できてなかったということだと思いますが...)
必須なのは「紫本」の方!
様々なブログなどで「黒本」だけで合格できたという方もいらっしゃいますが、私の率直な意見としては「紫本」の方がJava Silver SE 17のためには必須だと思います。
紫本が必須の理由①:問題のレベルが高い(黒本よりも難しい)
その確固たる理由としては前にも述べた通り「紫本」の方が問題のレベルが高く、本番に問題の難しさに焦ることがなくなるからです。
実際、私も2回目の受験チャレンジに際して、この「紫本」を中心にやり込んだ結果、合格することができました。
紫本が必須の理由②:教本としての役割も持っている
「紫本」は問題演習用という側面だけではなく、Java Silverの出題範囲の理解をするための「教本」という役割も担っています。
Java Silverでは特に「インターフェイス」「ポリモーフィズム」の辺りでややこしい問題が結構出題されます。
もちろん問題演習だけを通してその辺りの理解を深めることはできると思いますが、紫本の体系的な説明がなかったら私は厳しかったのではと思います。
Java Silver 17 黒本での効果的な学習方法
量をこなす(問題集を2~3周する)
Java Silver SE 17の合格のためには、量をこなすことが大切だと考えています。
私は以下のテーマを持って問題集を3周するようにしています。
- 1周目:出題の雰囲気を掴む。理解できなくてOK(理解度:30%)
- 2周目:8割型理解できるように努める(理解度:80%)
- 3周目:確実に合格できるように苦手な部分を極める(理解度:99%)
このように自身でどのレベルまで理解するかテーマを持っておくことで学習が楽しいものになるのを実感しています。ぜひ参考にしてください。
学んだことをコードを書きながらメモする
問題集を解いていく中で気になった点について適宜メモを取っていくことで、より理解が深まるでしょう。(いま学習中の私もやっています。)
できる人はGit上にpushして内容を公開すると、いいモチベーションになりますよ!

X(旧: Twitter)などSNSで学んだことを発信する
また、Xなどの各SNSで学習していて学びになった点を主体的に発信することもいいでしょう。
毎日コツコツと発信していくとあなたと同じように意識の高いフォロワーが増えてくるのでいい刺激になるはず!

黒本で合格を目指そう!
- Java Silver 17の通称「黒本」は、当該資格である「Java Silver SE 17」の問題集で、最短で効率よく合格を目指すのであれば必須
- 学習方法を工夫して学習効率を高めよう
- 万全を期して試験に臨みたい方は通称「紫本」もあるといい
